リレーインタビュー
TOPページへ TOPページアーカイブスリレーインタビュー一覧2006年第5回
企業リレーインタビュー
西田鉄工株式会社
代表取締役社長
西田 進一 氏
(熊本経済同友会 副代表幹事
経営開発部会長)
【インタビュー風景の動画】
1.西田鉄工について
(1)企業ポリシー ―『お客様』と『社員』、変わることのない2つの基軸―
  いつの時代にあっても変えてはならない我々のポリシーとして、ひとつは『我らは常に優秀なる技術の開発に努め、納入せる成品の完全なる性能にする』としており、独自技術を培っていくという心構えと、お客様に納得の頂けないものは世に出さないという心意気を謳っています。
  もうひとつは『我らは常に、会社の成長は、即ち個人の幸福につながることを意識し、明るく希望に満ちた社風をつくる』としており、例えば、社員、家族とのパーティーの開催や、周年行事のときなどは、家族の方も含めて海外へ行って見識を深めるなど、社員との一体感の醸成に努めています。
  なお、西田鉄工の『鉄』は、“金を失う”ではなく、“金を矢で射止める”と書きます。ちなみに小学校の先生からは、間違った字を使わないで下さいと言われています。(笑)

  (注)今回はホームページに掲載するため、常用漢字である『鉄』という文字を使わせて頂いています。
(2)特色 ―熊本から世界を目指す 技術集団―
  核となる固有技術については、ITからエンジニアリングまで、全て社内にて実施するようにしており、他者の追従を許さない強みを持っています。
  また、熊本の会社ではあるけれども、水門、マリーナといった“水”を扱う企業として、アメリカの会社の買収を機に、ニュージーランド、オーストラリア、ヨーロッパ、中近東など、世界へ踏み出しています。
2.同友会活動について
(1)参加のキッカケ―自由で、ためになる同友会を実感―
  もともと、こういった会合に入会することはあまり好きではなかったのですが、友人の薦めや父親の影響もあって入会しました。同友会は、定期的に会合に出席するというものではなく、比較的自由に、自分の興味のある分野に出席できるなど、しっかりと勉強でき、非常に役に立つことを実感するにつれ、参画の意欲が強くなっていったと思います。
(2)最近の取り組みから ―都会に水汲み公園を!―
  熊本市のほとんどの世帯は、地下水を水道水として利用しています。せっかくのおいしい水を、そのまま頂く試みができないかと、2年程前から、経営開発部会の中で、構造改革特区として実現できないかと取り組んできました。結果的には、万一の場合に人命にかかわるとのことで、実現はできませんでしたが、水汲み公園のようなものであれば、提案できるのではないかと考えています。
  熊本市内にお住いの方であっても、おいしい水を汲むとなると、阿蘇や矢部へ行きますが、そうではなく、簡便に都会にいてもおいしい水が汲め、飲食店でもおいしい水割りが飲めるとなれば、熊本の水ブランドのPRにも繋がると思います。
(3)水の都“熊本”の復活を! ―新しい熊本の魅力を創造する―
  水前寺公園だけでなく江津湖も水位が低下していますが、堰を設け、江津湖の水位を安定させることで、水前寺公園にも良い影響を与えられるのではないかと考えています。
  また、加勢川、緑川に閘門を設けることによって、江津湖から有明海まで、ボートで移動できるユニークな周遊ルートになります。それは、坪井川も同様であり、実際にボートで移動してみましたが、その景観たるや素晴らしいものがあります。
  築城400年や新幹線などと、うまく連携することにより、他の都市にはない水の都“熊本”として、新しい観光スポット、交通ルートなどの魅力創造に繋がると思います。
3.会員へのメッセージ ―九州全体のために、熊本をもりたてよう!―
  熊本経済同友会は、自分のために学び、役に立てることができる会であるので、積極的に参加・参画して欲しいと思います。そうすることで、熊本の企業の価値が向上し、熊本県の活性化にも繋がると考えています。
  新幹線の開通も控え、地理的にみても九州の中心地となることから、九州全体のために、皆様と力を合せて、熊本をもりたてていきたいと思います。私もお役に立てるようがんばります。
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