視察報告
TOPページへ TOPページアーカイブス視察報告一覧2005年第1回

経営開発部会
2005年度 ニュートレンド視察研修リポート<金沢>
 

例年、視察内容の充実度には定評のある経営開発部会ニュートレンド視察研修ですが、今年は視察先として金沢市を訪問いたしました。
地方都市でありながら、新しい美術館がオープンしたり、自身のオーケストラを持ちドイツ音楽祭の招待まで受ける、一方では伝統的な文化を守りながら革新的なイベントや産業で引き付ける、そんな”文化偏差値”の高い金沢に、これからの熊本の在り方を学んで参りました。

視察テーマはずばり

「文化は産業になりえるか?」

です。





一日目

12:00〜15:00 フードピア金沢について @料亭「加賀 石亭」

石亭オーナーであり、慶応3年創業 (株)浅田屋 代表取締役社長 浅田 裕久 氏に今ではすっかり金沢冬観光の目玉となった「フードピア金沢」の創立と経過を伺いました。


 フードピアについて浅田社長にご説明頂きました

現在では行政運営の主体になっているが、創立時の20年前は、8名の若い経営者が集まり、自身の会社を経営しながら、それぞれが資金集めと同志を募るのに奔走した。自分たちを駆り立てたのは、金沢という町が明らかに元気が無くなっていく現状を放っておけなかったからだ。
今までの金沢は、冬の観光は雪も多いことから目玉が無いと思っていた。しかし目を転じれば”食”という文化が金沢にはあった。また戦争で焼けなかった城下町、料亭が数多く残っている。通常、料亭は、高価で敷居が高く気軽に入りづらい所である。また時代の変化で料亭の利用が減りつつあるという現実もあった。そこで、金沢の食文化とそれを提供する料亭という、この二つをミックスし、料亭に講師(作家、芸能人、芸術家等)をお招きし、講演と食事で”食談”というイベントを金沢市内の有名料亭や旅館、レストランなどで一斉に行い一般のお客さんを呼び込んだ。またフードピア開催にあわせ、お金を払わなくても気軽に参加できるイベントを数多く用意した。結果、多くの人に”冬の金沢はおいしい”と感じて頂けるようになった。

 加賀料理を堪能しつつ浅田社長の話に聞き入る一同

食談の狙いは、情報発信にある。講師としてお招きした方々が東京に情報を持ち帰り、それをメディアを通じて発信してくれる。結果、多くの人がそれを聞き、金沢の冬の食文化に興味を持ち、観光に訪れるというサイクルが出来上がった。自分たちの文化を見直し、それが他の人たちにも認められるようになって、金沢市民が金沢に誇りと持つようにもなった。これもフードピアの一つの効果と言えるだろう。
フードピア創立から10年経った時点で行政に主導を渡した。火付け役としての自分たちの役割は終わったと思ったからだ。今もフードピア金沢は続いているが、これからも次の若い担い手に新たな提案をしていってもらいたい。


 講話後、浅田社長を交えてパチリ。大変興味深いお話、ありがとうございました!

まとめ:西田部会長、泉副部会長
フードピア金沢の情報発信を、招いた講師にメディアを通じてアピールしてもらうというのは非常に戦略的です。口コミという方法はとても効果的であり、かつそれを有名人が行うことで、情報の価値がグッと上がる効果があるからです。また、祭りの為に奔走した人物がいたという点です。やはり核となる若い人物が集まり自ら行動し、それに賛同する人たちの輪が広がっていったということなのだと思いました。またその人物たちが資本力があるという点でも説得力があります。毎年祭りの前は、祭り協力を呼びかけるため、会社経営のスケジュールを空けていたというエピソードもあり感心しました。そして毎年欠かさず自分たちが挨拶に伺ったため、知り合いが増え、季節のご挨拶のよい機会になり、それが祭りによい効果をもたらしたという話もありました。自分たちの文化を改めて見つめなおし、祭りを続けて行く事で、金沢市民も自分たちの文化に自信を持つようになったという点も見習いたいです。熊本の若い料理人の方々にも、そういった他の食文化を直に学んでもらい、熊本だけに留まらず広い視野で熊本の食文化を革新していってもらいたいと感じました。

 大変趣のある加賀石亭外観です。

浅田屋(石亭のご案内を見ることができます)
http://www.asadaya.co.jp/toppage.php

石亭と21世紀美術館はご近所にあります。とてもいいお天気で、町並みも落ち着いた雰囲気。そぞろ歩きには最高のシチュエーション。本当はお散歩とお茶しに行きたい気持ちを押さえつつ、美術館へ向かいました。




15:00〜16:45 金沢21世紀美術館


金沢21世紀美術館 副館長 甚田和幸 氏
に美術館の概要についてお話頂きました。 

 

現在金沢21世紀美術館は開館一周年を向かえた。当初は年間30万人の入場者を見込んでいたが、現在の総入場者は150万人を超え、その内展覧会などの有料ゾーンの入場者は50万人だ。開館当初はメディアも冷ややかな対応だった時期もあったが、予想外の反響に意見を変えざるを得なくなった。
美術館はもともと金沢大学の付属学校があった敷地に建てられている。金沢城跡、兼六園という市でもっと中心に位置する場所だ。現在の美術館運営は指定管理者制度入札結果のより(財)金沢芸術創造財団により行われている。
金沢21世紀美術館のコンセプトは、1)世界の「現在(いま)」とともに生きる美術館 2)まちに活き、市民とつくる、参画交流型の美術館 3)地域の伝統を未来につなげ、世界に開く美術館 4)子供たちとともに、成長する美術館 ということを掲げている。
そのステートメントを活かしたデザインが今の建物の形だ。建築コンセプトは「まちに開かれた公園のような美術館」。建物が円形のデザインで白を基調としている。周囲をが芝が敷き詰められ、ぐるりと歩き廻れるよう遊歩道がある。建物の円周の壁は一面ガラスを利用している。よって外から中に人がいて、時間を過ごしている所が見える。壁一面ガラスの建築というのは雪国で積雪の多い金沢では考えられない事だった。しかし様々な工夫で実現し、トラブルもない。夜は建物自体が発光しているように見えて大変美しい。また、子供や身障者の方々がよく訪れるのも特徴だ。リピーターがとても多いのがこの美術館の特徴だ。フリースペースが多いのと、建物の周りにゆったりと空間があるので、リラックスできるのか、身障者の方の治療に大変効果的だという話もある。人が訪れるための工夫もしている。開館当初は小学校4年生を対象に美術館へ招き、体験学習をしてもらった。子供にはリピート券を渡して、両親、祖父母を連れてきてもらう、そうすると子供たちが学芸員のように親御さんたちに作品を説明してより理解が深まり、家族も美術館のファンになる、という事が起こっている。周りの商店街の方々も、当初は冷ややかだったが、いつしか手作りの周辺マップを作って持ってきてくれるようになったり、商店街が自主的に美術館の宣伝をしてくれるようにまでなった。本当にありがたいことだと思っている。
ようやく開館一周年で、この一年間はとにかく走ってきた。これからが本当の勝負になるだろう。

まとめ:西田部会長、泉副部会長
米倉教授がおっしゃっていたことですが、この美術館は非常にデザインが効いています。今までの美術館は階段を登り、上がって行く所でした。しかしこの美術館のグランドラインは地上より2M下げて設計されています。よって、観覧者は美術館に向かってゆるやかに降りていく形になります。これは、心理的にも「招き入れられる」感じがします。また、建物周りが芝生があり、非常にゆったりとしたスペースが取られています。美術館もフリースペースが多くあります。要するにぶらぶらできるわけです。ぶらぶらできる場所があるという事の重要性を感じました。また、フリースペースで多くの美術作品にただで触れることができます。私たちが気に入ったのは、「雲を計る男」という作品です。これは、アルカトラズ島という島に収監された男の実話です。男(ロバート・ストラウド/実在の犯罪者。終身犯という映画のモデルになった人物)は島で大好きな鳥の研究に没頭できたので、収監が罰にならないと刑務所に判断され、研究を取り上げられてしまいました。手持ち無沙汰になった男が空を見上げ一言、「仕方ない。雲の大きさでも測るか」と言ったそうです。それがそのまま作品になっていて、とても面白いです。これも無料で見ることができます。

 ←これです。 ヤン・ファーブル作 雲を計る男 
                  ちなみに作家はファーブル昆虫記の著者の血縁です。

人を呼び込む仕掛けをしたり、地元商店街とコラボレーションしたり、様々な工夫をしている美術館だと感じました。また、適所適材ということも副館長と話してみて感じました。公務員出身の方ながら、大変熱いものを持って美術館に関わっているのが伝わってきました。他のスタッフの方にも同じものを感じました。話題になるだけの事を実践している美術館でした。

事務局補足:建築デザインは、世界的に超有名な建築家妹島和世さん、美術館ロゴデザインを超有名なグラフィックデザイナー佐藤卓さん、ボランティアスタッフのウェアデザインを超有名な滝沢直巳さん(イッセイミヤケデザイナー)が手がけています。そういう意味でもかなり話題の美術館なんです。

美術館外観 副館長よりフリーゾーンの作品説明を受ける。既に興味深々。 作品の中に入ってはしゃぐ一同。
水の中にいるみたいでした。
まだ何もない展示室。床面天井の高さすべてワイド!贅沢です。 美術館前にて。皆さん其々美術館を楽しいでいらっしゃいました。 暮れなずむ空と共に。大変楽しかったです!ありがとうございました。


金沢21世紀美術館⇒
http://www.kanazawa21.jp/




17:00〜18:30 米倉誠一郎教授によるレクチャー @全日空ホテル金沢

「脱カリスマ時代のリーダー論」というテーマでレクチャー頂きました。ちなみに教授は同じテーマで本を書かれていて、このレクチャーはそれを受けたものでした。今までのリーダー論は、特別に才能がないといけないという考え方が主流でしたが、リーダーシップはきちんとトレーニングすれば身につくというのが米倉教授のお話の核でした。経営者という立場上、リーダーシップを発揮しなくてはいけない反面、リーダーシップを持つ人間も育てていかなくてはいけないという悩みもあり、皆さん熱心に聞き入っていらっしゃいました。非常に納得のいく内容で、聴講者からは質問が飛び出し、非常に充実した講義となりました。詳しい講演内容は、著作をお読み下さい!

脱カリスマ時代のリーダー論 NTT出版⇒
http://www.nttpub.co.jp/vbook/list/detail/2151.html




19:00〜21:00  魅惑の牡蛎鍋 @みふく

経営開発部会の視察コンセプトは、「よく学び、よく遊ぶ」です。

勉強のあとは、遊びの時間です。
しかし、ただ遊ぶのではありません。金沢に来たからには、その土地でしか味わえないもの、できないことをしなくては意味がありません。よって視察前から話題の牡蛎鍋をみふくに食べに行って参りました。
みふくの牡蠣鍋は、ただの牡蛎鍋ではありませんでした。味はとてもとても言葉では伝えられません。金沢を訪れた際は是非みふくへ行ってみてください。お給仕をしてくださったおねえさま方(おばあちゃん)に勝手に牡蠣鍋に手を出すと怒られる、という楽しいオプションもあります。

みふく⇒
〒 920-0902 石川県金沢市尾張町2-16-37   TEL:076-231-4577
http://www.kanazawa1.com/mifuku/

中央の黄色い塊は味噌です。これに大量のすった生姜をいれます。 見てください!このプリプリの牡蛎と下仁田ねぎ!まずいわけがない! 出汁が絶妙でおいしいんです!何が入ってるか教えてもらえませんでした
お店の雰囲気もすごくいい感じです。 とりあえず今日一日おつかれさまでした〜。乾杯!! 趣のある、みふく入り口にて。おいしい牡蛎鍋に大満足です。


みふくは、浅野川沿いにあり、大変趣のある町並みが立ち並ぶ一角にあります。そこからてくてく歩いてひがしのお茶屋街にお座敷遊びに行って参りました。


 こんな風情のある建物がその辺にごろごろしてました。


お茶屋遊びさせて頂く所は、なんと一見さんお断りの店「八しげ」さん。ひがしで有名なお茶屋さんです。めちゃくちゃ敷居が高そうです〜!!


21:00〜???  お座敷遊び @ひがし茶屋八しげ

八しげ入り口にて。
八しげ内。2階にお座敷があります。 なんとも贅沢!おねえさまがたの艶やかな舞に酔いしれました。

最初事務局、めちゃめちゃびびってたのですが、お姉さま方、とっても気さくでチャーミング。テレビの話で盛り上がったり、化粧品の話で盛り上がったり、普通のかわいらしい女性でした(汗)でも皆さん、とってもキレイ!同じ女性として見習いたい所がたくさんあって、とても勉強になりました。
最後は、お姉さま方の踊りを見るだけではなく、太鼓を叩くお座敷遊びを体験しました。「ドンドンドン、ドドンがドン!」のリズムで座敷太鼓を叩きます。

 ←こんな感じです

これが、結構楽しいんです。みんな順番に太鼓を叩き、楽しそう。ちょっと下手な人なんかもいて、太鼓一つにもお人柄が出ます。とても奥深い遊びでした。とても貴重な体験をした夜となりました!






2日目



経営開発部会の視察コンセプトは、「よく学び、よく遊ぶ」です。よく遊んだ後は、もちろん勉強の時間です。


9:00〜10:00 浅野川園遊会について
 @全日空ホテル金沢

カタニ産業(株) 代表取締役社長 蚊谷 八郎 氏に、カタニ産業(株)と浅野川園遊会についてお話を伺いました。



カタニ産業(株)は明治32年に金箔製造業として創業し、その歴史は100年を超える老舗となっている。現在では伝統的な金箔産業にとどまらず、更に発展させた箔押し技術で世界のトップブランドに登りつめた。現状に甘んじず、伝統産業をコアに技術革新をすることで先端産業を生み出し利益を上げている。コア産業の金箔の売上はが全体に占める15%だがやめるつもりはない。革新の連続が伝統になるからだ。
浅野川園遊会は、昭和62年に始まり、現在も春の風物詩として親しまれている。4月中旬頃、ひがし茶屋付近の浅野川に舞台を作って伝統芸能を披露する。浅野川園遊会は当初6名の経済人が集い、市民運動として始まった。当時はバブル最盛期で金沢にも高層ビル建設の波が押し寄せ、街の景観が壊れる危険があった。金沢には戦争で焼けていないお茶屋街があり、そこには芸妓がおり、伝統的なお座敷芸が脈々と息づいていた。それを市街の乱開発で壊すことはできない、伝統を守りたい、花柳界を盛り上げたいという気持ちが浅野川園遊会開催の原動力となった。
市民からボランティアを募集し、最優秀ボランティアには最終日に舞台で花束を贈呈した。自衛隊は訓練と称し、浅野川に橋を掛けてくれ、会期中は安全確保のため常駐してくれた。河の中にステージを作る許可は国土交通省と掛け合い、ようやく許可が下りた。(*補足:熊本の坪井川にも桟橋を作る企画があったが、市から許可が下りず実現しなかったそうです・・・)こういった市民の協力があり、現在も浅野川園遊会は続いている。結果的に愛され育まれる祭となった。

カタニ産業(株)⇒
http://katani.co.jp/main.html

浅野川園遊会⇒
http://kypok.gaea.jp/kanazawa/sakura/ennyuukai.htm


まとめ:西田部会長、泉副部会長
現在、金沢のお茶屋街はひがしとにしと二つあり、ひがしは高級、にしは庶民的と住み分けが出来ています。にしは置屋に芸妓がおり、お茶屋に出向くスタイルですが、ひがしはお茶屋が専属の芸妓を持っています、よってこちらの方が運営にお金がかかります。そのため、一企業が一お茶屋のオーナーになるという形で、ひがし茶屋街は成り立っています。(株)浅田屋さんも一件お茶屋を持っていますし、八しげのオーナーは地元で有名な棒茶メーカーさんです。(注:お土産にほうじ茶を購入しました)金沢の伝統を後ろで支えているのは、地場産業で、且つしっかりとした資本力のある経営者の方々でした。彼らは、今もお互いお茶屋で遊び、いい意味での持ちつ持たれつの関係を保っていると思います。それが成立する背景にはお互いを尊重し、認め合い、応援しあっていることがあると思います。そうさせるのも、金沢という街に対する愛着の思いがみな一つであるからなのでしょう。熊本の街づくりにおいて大変見習うべきところだと感じました。





10:00〜11:00 アンサンブル金沢について @金沢県立音楽堂

アンサンブル金沢 ゼネラルマネージャー 山田 正幸 氏に全日空金沢ホテルにてご講話頂いた後、すぐ近くの金沢県立音楽堂を見学させて頂きました。

アンサンブル金沢⇒
http://www.oek.jp/index1.html

金沢県立音楽堂
http://www.ongakudo.pref.ishikawa.jp/

金沢県立音楽堂一階エントランス。 オケ練中にお邪魔して見学させて頂きました!!すごい迫力! 山田氏の話に熱心に聞き入る
西田部会長。

最後はミュージアムショップで山田さんに煽られ、皆さんクラッシクのCDやらグッズやら、やたらと購入していました。山田さんはとってもパワーのある音楽を愛して止まないゼネラルマネージャーでした!

まとめ:西田部会長、泉副部会長
アンサンブル金沢が地方都市にありながら、世界トップクラスの実力を備え運営の面でも成立しているのは、「競争をさせていい結果を生んでいる」点にあります。
@ 海外から演奏家を呼び地元の演奏家と一緒に演奏させることでオーケストラ全体の質が上がった。世界中からプレイヤーを公募。世界枠10人が常に用意されている。
A コンサートホールと邦楽堂を同じ建物中に作ったが、当初オーケストラへの当りが冷たかった。それは結果としていいプレッシャーになった
B オーケストラ設立当初から本物志向だった。(音楽監督に岩城宏之氏/現在も就任)
C 東京、大阪の首都圏をターゲットに演奏会をする、且つ人も見に来る。中央で認められる地方のオーケストラを当初から目指していた
D 子供たちは一流の演奏家から音楽を教えてもらえる



12:00〜13:00  金沢最後の昼食 @乙女寿司

これまた趣き深い外観の乙女寿司 カウンター席にてパチリ 店舗はこじんまりしており、
同友会貸切状態でした。

ここのお寿司は、全員が大絶賛でした。雰囲気も良く金沢最後の日を素敵に締めくくって頂きました。

乙女寿司⇒
石川県金沢市木倉町4-10 TEL:076-231-7447





視察を終えて:西田部会長、泉副部会長


今回の経営開発部会視察のテーマは、

「文化は産業になりえるか?」 でした。

その問いを持って金沢で答えを探して参りました。




答えは、「なりえる」 です。





しかし、これには様々な条件が付加されます。

  • まず、自分達の文化に対する意識を醸成すること。
  • お互いの行っていることを肯定的に認めること
  • 伝統を盛んに身につけ、持ち出し、誇示し、広めること。

まずは、自分達の地域にある文化を愛し育むことからしか始まっていかないことが、この度の金沢視察で強く理解できました。
これからの熊本づくりをどう行っていけばよいか。地域によって方法は様々です。しかし共通点は、「地域への愛情をいかに育むか」という事ができます。自分たちのコア産業や地域の伝統産業を守り、そこから技術革新が生まれ利益へと結びつく。利益の一部は地域貢献という形で様々に還元されていく。それが、経済効果を生む・・・・。金沢という街は、一体となって良い循環を生み出している街でした。もちろん、それまでに様々な苦労があったことは言うまでもありませんが。

金沢そのままを真似することは難しいですが、そのエッセンスを勉強する大変良い機会となった視察研修でした。

                                                      (文責:事務局)

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